国際水素医科学研究会開催 第1回セミナー「最新水素研究2021」は、コロナ禍にも関わらず盛況の中、無事に終了いたしました。これより開催サマリーをご報告申し上げます。
3月27日、快晴の土曜日、東京大学伊藤謝恩ホールにて幕開けです。会場とオンライン同時配信の2タイプの開催は当会としても初の試み。技術スタッフ体制も万全を心がけました。
多くの参加者様お集りの中、第1部が始まりました。
最初の登壇 は、招待講演の佐野元昭先生(慶應義塾大学医学部循環器内科 准教授)による「水素研究の最前線ー高血圧、臓器移植、COVID-19」。当セミナーのために、未発表の最新研究結果をユーモアを交えられながら発表下さいました。
続いて、講演2は、当会理事長 赤木純児 (くまもと免疫統合医療クリニック 院長) による「がん治療の『免疫革命』~がん、水素、悪玉キラーT細胞~」です。タイミング良く、当セミナー開催は、3冊目の著書出版と重なりました。
そして休憩の後、第2部へ。
講演3は、当会理事 エルドンフ (医科学博士 東京大学大学院薬学系研究科 特任研究員)による英語講演「Hydrogen & Brain Diseases」です。同氏はモンゴルから来日、まさに国際水素医科学研究会の名の通り、国際的な登壇でした。
最後の講演4は、当会副理事長 萬憲彰 (医療法人医新会 よろずクリニック 院長)による「統合腫瘍治療における水素ガス吸入療法の役割」です。アルツハイマー患者の報告動画の際には、会場参加者様多くに驚きの表情が窺えました。
そして、登壇者全員によるパネルディスカッションと質問コーナー。ファシリテーターは、萬副理事長が努めました。水素吸入について活発な討議に加え、会場やオンライン参加者様からの数々の質問に答えていきました。
こうして活況の中、赤木理事長の挨拶で閉会いたしました。
当研究会において、記念すべき第1回目となりました。ご参加の皆様、講師の皆様、ありがとうございました。